LO活卒業生が実感
「相談員さんがいてくれて本当に助かった」実録まとめ
LO活相談員さん3名に、具体的なサポート内容を伺いました!
LO活では、地方就職の様々なお悩みをプロの相談員に無料で個別相談・サポートを受けられるのはご存知ですか? サポート内容についてはこれまで、LO活を活用して地方就職を実現した“LO活卒業生”にお話を聞く「LO活卒業生のインタビュー」などでも触れてきましたが、今回はさらに深堀り。相談員さん3名に直接、具体的なサポート内容などを伺いました。また、各相談員さんからサポートを受けたLO活卒業生の生の声も併せてお届けします。
【LO活相談員】草山菜穂子さん
【LO活相談員】千野綾子さん
【LO活相談員】淺尾恵子さん
LO活相談員:草山菜穂子さん
―LO活相談員の仕事やサポート領域を教えてください。
地方就活の様々な悩みをお聞きしつつ、内定まで一緒に伴走していく。いわゆる就活の継続支援を行っています。ESの添削や模擬面接といった選考対策はもちろん、その前段階となる場面でも、「何に一番困っているか?」をお聞きした上で、一緒に解決法を探っていくというのが主なサポート内容です。
継続支援ですので内定後、親御さんの承諾を得る、いわゆるオヤカクに困っているというのも、サポート領域です。相談員という第三者の目線と共に、私自身にも子供がいるので親の目線を持って、それこそ親身になって一緒に考えます。また、IターンとUターンの両方の経験があるので、実体験を交えて地方就職の良さと大変さをお伝え出来たらと思っています。
私以外にも様々なバックグラウンドや得意分野を持った相談員が在籍していますので、例えば模擬面接の際は、別の相談員にも面接の協力をお願いするなど、LO活全体で皆さんの地方就職をサポートする体制をとっています。
各大学のキャリアセンターにも個別相談窓口はあると思いますが、個別相談は一週間に一度しか受けられないなど回数制限がある所もあるようです。その点、ご希望ならば何度も利用可能というのが、LO活個別相談の強みの一つ。集中して選考対策などをしたい場合は、キャリアセンターと併用いただきつつ、ぜひ私たちをフル活用ください。
―草山さんが相談を受ける際、大事にされていることは何ですか?
相談者が気付いていない、その方の素敵なところを伝えたいと常に思っています。それは決して“就活用”というだけではなく、就職後も色々な人に共感を持ってもらえるような――そんな魅力をご本人にたくさんお伝えしたいという気持ちは強いです。
また、一般論に当てはめず、相談者の言葉に対峙するということは意識しています。悩みにしても、あくまでその方のもの。私や誰かと同じということはありませんので、相談の度に気を付けています。親御さんや身近な人には遠慮して言えない、大事なことを吐露いただくことも多いので、その言葉と気持ちは丁寧に拾いたいと思っています。
―この後、ご担当されたLO活卒業生のAさんからもお話を伺うのですが、Aさんのご印象は?
明るく、誰からも好かれるだろう太陽のような人という印象です。就活に対してもご自身でどんどんアクションを起こしていく方でしたので、経過を見守りつつ、困ったこと、気になることが出てきたら都度、オンライン相談をご利用いただきました。
―これまでの「LO活卒業生インタビュー」で、就活以外の話題に「癒された」「精神的に助けられた」という声も度々見られたのですが、草山さんもそういったお話は?
そうですね。私は犬の世話が趣味なのですが、オンラインでの個別相談(在宅対応)中に「ワン!」と鳴き声が入ってしまうことがたまにありまして……。犬好きの子とは、そこから話が盛り上がったりします(笑)。
個別相談というと多分、ハードルが高いと身構えてしまう方も多いと思うのですが、私たちとしては、フラッと立ち寄る感覚でお話に来ていただけたら嬉しいですね。
● LO活卒業生の声:Aさん
―LO活個別相談を利用されての率直な感想をお聞かせください。
率直にいえば、すごく助かりました(笑)。3年生の5月に大学で行われたLO活主催の地方就職セミナーに参加したとき、色々と質問したいことがあったのですが、なかなか挙手ができなくて……キョロキョロしていたところへ声をかけてくれたのが草山さんでした。「聞きたいことがあったら個別相談もやっているからね」と渡された名刺の連絡先に直接コンタクトしたことがキッカケで、個別相談をお願いするようになりました。
具体的に助かったのは、自己PRやガクチカを添削いただいたのですが、きちんと想いを伝えきれているか?というチェックはもちろん、ありきたりじゃない自分らしい言葉や表現というものまで一緒に考えていただいたことです。お陰でESに書く内容や、面接で話す内容も自然と固まっていきました。
3年生の秋頃には「就活とどう向き合うか?」分からなくなってしまったことがあって。夏は合同説明会やインターンに参加することで前進している感じがあったのですが、大学の授業も始まり、なかなかモチベーションが保てない。そんな時も草山さんは「Aさんは色々と動いている状況がいいのかもしれないね」と、私が興味のありそうなイベント情報を教えてくださったり、親身になって相談に乗ってくださいました。
助けて貰える、頼れる人がいるというのは、支えになりましたし、草山さんが居なかったらこうして今、LO活卒業生として取材を受けていないと思います(笑)。皆さんもLO活相談員さんを頼って、二人三脚で就活を頑張って欲しいです。
LO活相談員:千野綾子さん
―LO活個別相談のサポートの受け方を教えてください。
まず初めての方は、LO活サイトの《個別相談申込みフォーム》からお申込みいただけます。対面、オンライン、電話、メール、4つの相談方式から選択して、希望の日時などをご記入いただくという流れです。対面相談の場合は、東京なら「移住・交流情報ガーデン」、大阪なら「天満オフィス」で行われます。
再び個別相談を利用したいという方は、《個別相談申込みフォーム》内の上部に「リピータの方はこちらからお申し込みください」というリンクがありますので、そこから入っていただくと簡単に申込めるようになっています。人によってはリンクを介さず、個別相談中に次回の相談日を決められる方や、相談員と直接コンタクトをして、相談日などを設定される方もいらっしゃいます。
ちなみに、個別相談にあたって基本的に準備は不要です。不安はあるけど、何を聞けばいいのかわからないという状態でもどうか心配せず。むしろ「一緒に悩もう!」と、個人的には燃えますので(笑)。
LO活サイトから申込む以外にも、大学での地方就活セミナー、個別相談会などLO活主催のイベントや、大手就活サイトの合同企業説明会に相談員が参加しているので、そこからのご縁で個別相談をご利用いただく方も少なくありません。
多くの人にとって、初めての就職活動です。不安になることも多いと思います。これらの不安をまず誰かに話してみることを就活のスタートとしてみてはいかがでしょう? もちろん就活のどのシーンでもサポートしますので、悩みを一人で抱え込まず、気軽にLO活個別相談をご利用いただけると嬉しいです。
―千野さんが相談を受ける際、大事にされていることは何ですか?
お互いありのまま等身大でお話ししたいというのはあります。例えば、相談者が「ちゃんと自己分析をしてこなかったから指摘されるんじゃないか?」と思われるような、そういう空気感をとにかく取り払いたくて。ノウハウを教える専門家では決してなく、目指したいところと、その課題を同じ目線で一緒に考えるわけですから。腹を割ったお話が出来る雰囲気というのは大事にしています。
またやりとりの中で、就活用の作った姿ではなく、その方の「等身大のよさ」を引き出したいと常に思っています。自信を持って就活に向かっていただくためにも、もともとご自身に備わっているものから、就活に向かうにあたって見えてきた変化や成長も細かくお伝えするようにしています。
―ご担当されたLO活卒業生のBさんのご印象は?
LO活主催のイベント「LO活Cafe」に参加してくださったのがご縁で、定期的に個別相談もご利用いただいたんですけど、内定の報告をいただいた時は飛び上がるほど嬉しかったです。同時に「Bさん素晴らしいですよね!?」と、採用担当者さんと握手したいと思ったくらい(笑)。就活中、色々な情報が増えすぎたことで、その取捨選択に悩まれた時期もあったそうですが、それを経て、ちゃんと自分の道を自分で見つけて突き進んでいったという印象で。私は「出来てる!出来てる!大丈夫!」と、チアアップすることが多かったですね。改めて、内定おめでとうございます!
● LO活卒業生の声:Bさん
―LO活個別相談を利用されての率直な感想をお聞かせください。
3年生の夏休みに自己分析がしたくて、LO活主催のイベント「LO活Cafe 自己分析会」に参加しました。そこで千野さんにお世話になったのがキッカケで、個別相談も利用するようになりました。
LO活とは別に就活エージェントにも登録していたのですが、「他業界にも目を向けてみては?」とアドバイスを受けることがあって。視野を広げるのは大事だとは思うのですが、ホテル業界という目指すところがある以上、ちょっと合わないなと感じていたんです。
自分のやりたいこと、夢、今まで経験してきたことは全部、千野さんにもお伝えしていて。個別相談では、やりたいことを実現するためにはどうすればいいか?というサポートを終始してくださったのはとても心強かったです。
きっと他の相談員の皆さんも同じようにサポートしてくださるでしょうし、やりたいことが漠然としていても、最後まで寄り添ってくれるんだろうなって思います。
厚生労働省のプロジェクトということも一つの安心材料でしたし、実際に地方の正しい情報をきちんとしたルートで集められる。情報収集の面でも大変助けられました。
LO活相談員:淺尾恵子さん
―個別相談では具体的にどのようなサポートをしていくのですか?
ご相談の内容によりますが、初回の相談では、現状をお聴きした上で、その方に役に立ちそうな情報をご提供するということが多いです。例えば、働きたいエリアが決まっている方には、その地方の就職支援窓口や企業の探し方、助成金のご紹介。そうでない方には、LO活サイトに「働く場所にこだわらない方」というページあるのですが、相談者の興味と照らし合わせて一緒にリサーチすることもあります。当日、口頭だけでは情報を整理しきれないと思いますので、相談後にそれらをまとめたメールをお送りするようにしています。
初回相談だけですと、サポートする内容にも限りがありますので、私の場合はそこから自己分析を一緒にすることをお誘いすることが多いです。これからの就活にきっと役立つのはもちろん、自己開示をしていただくことで私自身も具体的なサポートがしやすくなるという点でもとても助かるんですね。
ここまで紹介した以外のサポート内容で言えば、振り返りのお手伝いなどもしています。インターンシップに参加してどうだったか? 面接をやってみてどうだったか? 振り返りから新しい発見につながることも少なくないので、こちらもぜひオススメしたいです。また、選考書類の添削や面接対策も対応しています。オンラインだけでなく、対面も可能です。LO活は担当制ではありますが、模擬面接をいろんな人と取り組んでいただきたいため、時には別の相談員が対応することもあります。いずれにしても、相談者に応じた対応をしています。
それから、LO活では企業のマッチングは行っていませんので、具体的な求人情報はLO活サイトに掲載されている自治体が推奨する企業紹介サイトや、ハローワークのサイトから探すことをオススメしています。
「ハローワーク」活用方法
ちなみに4年生で就職活動をされている方には、ハローワークがオススメですよとお伝えしています。というのもハローワークは4年生の4月から求人が公開されて、6月から紹介可能になるんです。
就活を始めるのに早すぎるのも遅すぎるのもありません。最後までご自身の納得のいく就活になるように伴走していきたいと思っていますので、ぜひLO活個別相談を気軽にご活用ください。
―淺尾さんが相談を受ける際、大事にされていることは何ですか?
お話ししやすい質問から会話を始めるなど、場の雰囲気を和ませる、いわゆるアイスブレイクみたいなものは大事にしています。何気ない会話の部分から、相談者の本当に知りたいことや悩みが聞き取れていくので、じっくり時間をかけて、相談を切り出しやすいタイミングを作るといいますか。逆に無理に会話を誘導したり、こちらから「何が知りたいですか?」というような聞き方をしたりすることはあまりしません。
相談にいらっしゃって、「いい話がたくさん聞けて良かった」という感想も嬉しいのですが、それ以上に「自分の話をたくさん聴いてもらったら、新しい気づきがあり良かった」と相談後に思ってもらえる方が私は嬉しいと感じますし、そういうコミュニケーションを心がけています。
―ご担当されたLO活卒業生のCさんのご印象は?
お会いするとガラッと印象が変わる、ギャップが素敵な方ですね。首都圏と京都へのUターン就職、両方に取り組んでいましたが、Uターンは夢というか、手が届かないものと思われていて。そんな時、ちょうど、地方就職の「内定者座談会」があったのでお誘いしたのですが、先輩たちがどのようにして地方就活をして、成功したのかという具体的な話を聞いて「全然、夢じゃない!」と思われたそうで。そこから、とても精力的に活動されていたのが印象的でした。
● LO活卒業生の声:Cさん
―LO活個別相談を利用されての率直な感想をお聞かせください。
大学3年のときに大学のキャリアセンターに淺尾さんが来てくださっていて、たまたまそこで相談したのがキッカケで、その後も個別相談を利用するようになりました。
嬉しかったのは、再会したときに自分のことを本当によく覚えてくれていたんです。理解しようとしてくれているんだ、この人は信じていいんだって。そこからは多い時は週1で相談していました(笑)。
最初は情報が無さ過ぎたので、素直に「どうしたらいいですか?」と相談したと思います。自分がやりたいことも固まっていなかったので、次の個別相談で一緒に自己分析をしようとなったのですが、それが凄く良くて。自分の新たな一面を引き出してもらって、やりたいことも広がったといいますか。そこから本腰を入れて就活をするようになりました。
個別相談を受ける前、夏のインターン募集ですごく自信があるESが書けたんですが、誰にも添削をお願いせずにそのまま提出したら、普通に落ちて(笑)。就活は1人じゃできないとその時に痛感しました。「何でも知っているプロの方」が味方になったのは本当に頼りになりましたし、遠慮なくというか皆さんも本当に信じていいと思います。
3名の相談員さんと、サポートを受けたLO活卒業生の皆さんの生の声をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか? LO活では、このような頼りになる相談員が皆さんの地方就職を全力でサポートいたします。ぜひお気軽にLO活個別相談をご利用ください!
※この記事に掲載されている情報は、2024年10月にサイトに公開した時点での情報です。