「人を大切にする会社」って
どんな会社
どんな会社
ネッツトヨタ南国株式会社
企業情報
・事業内容：新車・中古車・自動車関連用品の販売、自動車整備事業、サーキット・自動車博物館の運営など
・創業：昭和55年（1980年）
・本社所在地：高知県高知市南川添4番28号
・従業員：142名（2018年9月末）
・平均年齢：35.9歳（2018年9月末）
・企業ホームページ： https://www.vistanetz.com/
Point 1
常に考え、改善し続けることで、市場が縮小する高知にて業績伸長
Point 2
「選んでもらう採用」で価値観が一致する人を採用。「やりたいことをやる文化」で人を育てる
Point 3
全社活動が自主性と共感を育て、顧客満足度が高いサービスを実現
人口流出や少子高齢化が進む高知。市場も縮小し、差別化が厳しいと言われるカーディーラー業界で顧客からの支持を受け、年々売上を伸ばしているのがネッツトヨタ南国です。日本経営品質賞も獲得した高品質なサービスを生みだす社員ひとりひとりの存在と、自律的な社員を育てる「社員第一主義」についてお話を伺いました。
写真レポート
常連のお客様とパチリ
1年点検でお越しくださった、F.N様。ネッツトヨタ南国の印象をお伺いしてみました。「ここに来ると、いつも気分がいいですね。今日はひとりですが、子どもが3人いるので、皆でキッズスペースに長居することもあります。あと、ショールームで出してもらえる季節ごとのドリンクも楽しみのひとつです。」
1年点検でお越しくださった、F.N様。ネッツトヨタ南国の印象をお伺いしてみました。「ここに来ると、いつも気分がいいですね。今日はひとりですが、子どもが3人いるので、皆でキッズスペースに長居することもあります。あと、ショールームで出してもらえる季節ごとのドリンクも楽しみのひとつです。」
新入社員研修「平成の武者修行」
半年に渡る新入社員研修の一環として、5泊6日で行われる歩き遍路の旅。全国から集まった中学生とともに、100km歩き四国霊場88カ所を巡ります。多感な時期の子ども達と接する中で、他者の気持ちを想像する力や、よりそい共感する力、自分達は何ができるのかを考え、学んでいます。
半年に渡る新入社員研修の一環として、5泊6日で行われる歩き遍路の旅。全国から集まった中学生とともに、100km歩き四国霊場88カ所を巡ります。多感な時期の子ども達と接する中で、他者の気持ちを想像する力や、よりそい共感する力、自分達は何ができるのかを考え、学んでいます。
「○○さま、ようこそお越しくださいました」
お客さまのお出迎えにこだわるため、ネッツトヨタ南国では顧客管理システムを導入しています。敷地内に入ってくるお車が見えたら、受付スタッフがお車ナンバーの下四４桁を打ち込み、すぐにお名前を照会。お車に近づき「○○さま、こんにちは」とお声をかけ駐車スペースのご案内をします。このデータベースにはお客様の家族構成や趣味、ご家族の飲み物のお好みなども反映。お客さまに寄り添ったお出迎えを心がけています。
お客さまのお出迎えにこだわるため、ネッツトヨタ南国では顧客管理システムを導入しています。敷地内に入ってくるお車が見えたら、受付スタッフがお車ナンバーの下四４桁を打ち込み、すぐにお名前を照会。お車に近づき「○○さま、こんにちは」とお声をかけ駐車スペースのご案内をします。このデータベースにはお客様の家族構成や趣味、ご家族の飲み物のお好みなども反映。お客さまに寄り添ったお出迎えを心がけています。
企業内保育園『びすた保育園』
子どもを持つ社員の働きやすさを目指し、2014年に開設した保育園。本社敷地内にあるため、子連れ出勤・退勤が可能です。定員60名の高知市認定こども園となり、 社員の子どもたちが約半数、近隣のお子さま約半数が通園。土日も保育を行っているので、仕事柄土日出勤が多い社員たちも安心して働けると評判です。
子どもを持つ社員の働きやすさを目指し、2014年に開設した保育園。本社敷地内にあるため、子連れ出勤・退勤が可能です。定員60名の高知市認定こども園となり、 社員の子どもたちが約半数、近隣のお子さま約半数が通園。土日も保育を行っているので、仕事柄土日出勤が多い社員たちも安心して働けると評判です。
よさこい祭りで『地方車賞』を受賞！
全国各地で開催されるよさこい祭り。その草分けである高知のよさこい祭りは、毎年200チーム、計2万人弱が集い踊りを競います。2018年のよさこい祭りには、ネッツトヨタ南国社員のほとんどが参加。数ヶ月前からテーマ決め、音楽、振付、衣装制作などに勤しんだ結果、なんと鯨を模した地方車（じかたしゃ）が受賞を果たしました。地方車とは、踊り子達の先頭で音楽を流し盛り上げながら走る車のこと。デザインを担当した新人を始め、皆で涙しました。
全国各地で開催されるよさこい祭り。その草分けである高知のよさこい祭りは、毎年200チーム、計2万人弱が集い踊りを競います。2018年のよさこい祭りには、ネッツトヨタ南国社員のほとんどが参加。数ヶ月前からテーマ決め、音楽、振付、衣装制作などに勤しんだ結果、なんと鯨を模した地方車（じかたしゃ）が受賞を果たしました。地方車とは、踊り子達の先頭で音楽を流し盛り上げながら走る車のこと。デザインを担当した新人を始め、皆で涙しました。
お洒落なドリンクでおもてなし
ショールームに入ると案内されるドリンクメニュー。季節のオレンジティー、キャラメルマキアートなどカフェ顔負けのドリンクを無料でご提供しています。さらに土日にはピザトーストやホットケーキなどが食べられる格安モーニングメニューも。「ちょっとお茶しに来ました」というお客さまも多く、気軽にご来店いただけるショールームとなっています。
ショールームに入ると案内されるドリンクメニュー。季節のオレンジティー、キャラメルマキアートなどカフェ顔負けのドリンクを無料でご提供しています。さらに土日にはピザトーストやホットケーキなどが食べられる格安モーニングメニューも。「ちょっとお茶しに来ました」というお客さまも多く、気軽にご来店いただけるショールームとなっています。
お客さまとの遠足で、戦国バトル
ネッツトヨタ南国では、年に2度ほどお客さまと行く大規模イベント『ビスタファミリーカーオリエンテーリング』を実施。毎回100名を越える参加者が集います。2017年の冬は戦国時代や合戦をテーマにした企画で開催。武士や忍者になりきり、かぶと作りや7種目の武者修行体験、チャンバラなどでお客様と思い出づくりをしました。。
ネッツトヨタ南国では、年に2度ほどお客さまと行く大規模イベント『ビスタファミリーカーオリエンテーリング』を実施。毎回100名を越える参加者が集います。2017年の冬は戦国時代や合戦をテーマにした企画で開催。武士や忍者になりきり、かぶと作りや7種目の武者修行体験、チャンバラなどでお客様と思い出づくりをしました。。
新人が参加したミニ冊子
「ショールームに来られたお客さまに、少しでも楽しんでいただきたい」とショールームアテンダント中心に制作されたミニ冊子『ネッツ南国大辞典』。冊子内にはショールームの図解マップや、お子さま向けのサービス説明などが盛りだくさん。中でも見応え抜群なページは、「おくるま小辞典」のコーナーです。新入社員が自ら「作りたい！」と企画に参加。たくさん話し合いながら制作を行いました。
「ショールームに来られたお客さまに、少しでも楽しんでいただきたい」とショールームアテンダント中心に制作されたミニ冊子『ネッツ南国大辞典』。冊子内にはショールームの図解マップや、お子さま向けのサービス説明などが盛りだくさん。中でも見応え抜群なページは、「おくるま小辞典」のコーナーです。新入社員が自ら「作りたい！」と企画に参加。たくさん話し合いながら制作を行いました。
解説
多くの地方企業は、市場の縮小という課題を抱えています。なかでも、全国に無数の販売店を抱えるカーディーラーは、店舗ごとに対応できるエリアが限定されるため、地域の人口減や少子高齢化といった状況に大きく左右される業態のひとつと言えるでしょう。更に、商品自体は店舗によって違いはなく、差別化が難しいという課題も抱えています。
しかし、このような向かい風の状況化でも、業績を伸ばす企業があります。
ネッツトヨタ南国の場合、その根幹は、常に考え、改善し続ける社員にありました。
商品は同じでも、自分から主体的に動く社員ひとりひとりが高品質なサービスを生み、それがお客さまに評価され業績を伸ばしていく。社員の力が選ばれる理由になっていました。
就業先を探す際には、業種にとらわれず、その会社の本当の強みをとらえて検討していくことも重要になるといえます。