LO活ノウハウ講座

地方就職を成功させるためには?を詳しく解説。これからはじめるLO活のヒントをお伝えします。

第1回 LO活ノウハウ講座

よく聞く“Uターン・
Iターン・Jターン”とは

LO活ノウハウ講座第1回。
今回は、「よく聞く“Uターン・Iターン・Jターン”とは」というテーマでお届けします。

ライフスタイルが多様化する今、「地方就職」が若者の関心を集めています。
2015年に実施された調査によると、東京・大阪の大学に通う地方出身の学生における、地方での就職意向の潜在率は46.6%にものぼります。

出典元:株式会社サーベイリサーチセンター「大学生・第二新卒・社会人におけるUJターンに対する意識調査
(2015年3月17日発表)

でも、一口に「地方就職」と言っても、実は大きく3つのパターンがあるのはご存じですか?
地方就職には、「Uターン就職」「Iターン就職」「Jターン就職」の大きく3つのパターンがあります。
人の流れを地図上に見立てて、それぞれのアルファベットを描くような移動のためにこう呼ばれます。
「Uターン」「Iターン」「Jターン」を総称して、「UIJターン就職」ということもあります。
では、「Uターン就職」「Iターン就職」「Jターン就職」とは、具体的にどのようなケースを指すのでしょうか?
事例を挙げて説明します。

◆Uターン
出身地とは別の地域にある学校に進学をし、卒業後に再び、出身地に戻って就職すること
例:栃木県出身のAさんが、東京都の大学に進学した後、地元栃木県の企業に就職する
◆Iターン
出身地(特に都市部)から離れて、別の地域に移住、就職すること
例:大阪府出身のBさんが、大阪の大学に進学した後、高知県の企業に移住、就職する
◆Jターン
出身地とは別の地域(主に都市部)の学校に進学をし、卒業後に出身地に近い、異なる地域に移住、就職すること
例:大分県出身のCさんが、東京都の大学に進学した後、出身地と同じ九州の福岡県に移住、福岡県の企業に就職する
このように、「地方就職」には、「Uターン就職」「Iターン就職」「Jターン就職」の3つのパターンがあります。

従来は、「生まれ育った地元に帰る」という「Uターン就職」がポピュラーでしたが、地方の活性化を図る自治体が、都会の若者に向けた誘致やサポート支援を充実させたり、優秀な人材を確保したい地方の企業が、都会で就職説明会を開催したりという動きが活発化しており、これからは、「Iターン就職」や「Jターン就職」も増えるのではないかと言われています。
どんな地域で働くかによって、その後の人生や生活は大きく変わってきます。自分の性格や志向に合わせて、どんなライフスタイルが自分らしいか考えた上で、働く地域を選ぶことが大切です。

とはいっても、今住んでいる地域以外の企業や就職支援の情報収集はなかなか難しいもの。
Webサイト「LO活」では、地方就職の支援機関情報や合同説明会・イベント情報、地方の優良企業情報など、「地方で働く」ことに関する幅広い情報を提供しています。
是非積極的に活用してくださいね!
このLO活講座では、就活生の皆さんがよく疑問に思う「地方就職」に関わるテーマを解説します。
次回は「地方での生活のメリット、デメリットとは」というテーマで、9月に更新予定です。お楽しみに!