LO活 就職先決定調査アンケート 2025
2026卒および既卒者のLO活登録者に、アンケートを実施
LO活では毎年、卒業年度の学生および既卒者の方に向けて、就職先決定調査アンケートを行っています。前年度の「地方就活」の状況が見えてきますので、ぜひ参考にしてください。
2027年卒の就活は、過去最高水準の「早期化」が進んでいます。マイナビの調査によると、2026年3月時点で内定率が約46%に達しており、この数字は2年前の2025年卒より11.7ポイント高い数値となっています。ぜひ下記のアンケート結果なども参考に、LO活のような地方就職を専門とするサービスを活用してください。
【LO活 就職先決定調査アンケート 2025】
・調査実施期間:2025/4/1~2026/5/20
・対象者:2026卒および既卒者(社会人)のLO活登録者*
(*LO活は東京圏・大阪圏で活動しているため、回答者の大半が都市圏在住の方となっています)
・有効回答数:3,365名
年度末時点での決定状況について
2025年度のLO活アンケート調査では、最終的な内定率は新卒者が92%(昨年同率)と、ここ数年継続して90%を超える状況が続いています。また既卒者の最終的な内定率は78%(昨年比3ポイント増)となりました。
図1:新卒者および既卒者の内定率
*内定率|有効回答件数のうち、「就職・転職済」「内定あり(活動終了)」「内定あり(活動継続中)」の回答割合
*数値は四捨五入にて整数としているため合計が100%にならない場合がございます。
就職先の勤務地について
では「地方就職」への意識は、どのようになっているでしょうか。
「希望勤務地」と「実際の就職場所」を見てみましょう。
新卒者で「地方就職」を希望していた方は46%(昨年比1ポイント増)でした。実際に地方で就職が決定した方は32%(昨年比1ポイント増)となっています。「地方就職」を希望する新卒学生の割合は、コロナの影響があった2021年卒~22年卒は50%を超えていましたが、直近3年は40%台で推移しています。
既卒者は、どうでしょうか。
地方での就職希望者は37%(昨年比2ポイント増)で、実際に地方に就職された方は31%(昨年比2ポイント増)でした。既卒者の地方就職希望率は、2022年には30%まで減少していましたが、その後増加に転じて、今年も昨年から2ポイントの増加となりました。
図2:出身地・居住地・希望勤務地・就業地(内定)の状況
就職先の業種について
続いて、都市と地方における就職先の業種の違いについて調べてみましょう。
地方圏は都市圏に比べて、金融や公社/官公庁/学校、メーカー(機械/電気)/小売が多くなっていることが分かります。対して地方圏で4位(9%)となっているIT/通信系は、東京圏での18%に9ポイントの差がついています。
図3:就職決定先の業種
マイナビと日本経済新聞が共同で行った「マイナビ・日経 2026年卒大学生就職企業人気ランキング」によると、理系総合ランキングにおいて、「ソニーグループ」が4年連続で1位となりました。また、TOP10内には、「パナソニックグループ(5位)」「三菱重工業(7位)」「トヨタ自動車(8位)」「デンソー(10位)」と、約半数が機械/電気メーカーとなっており、人気の高さが示されています。
近年はAIの著しい技術進化により、AI・DX分野も採用競争が激化しています。同調査でも「Sky(3位)」「KDDI(4位)」「NTTデータ(6位)」などがTOP10入りしました。しかし、IT/通信系企業は、拠点が都市圏に集中しているため、地方での決定先としては伸びていないようです。
地方で就職した理由・しなかった理由
では、地方就職者が「地方就職を選んだ理由」を、見てみましょう。
基本的に上位は昨年と同様の結果となっています。1位は「地元で暮らしていきたいため」(35.2% 昨年比0.2ポイント増)。2位が「地元に貢献したいと考えて」(16.3% 昨年比3.3ポイント増)。3位が「やりたい仕事や働きたい会社があったため」(13.6% 昨年比2.6ポイント増)となりました。
一方、地方で就職しなかった理由は1位が昨年同様で、「やりたい仕事や働きたい会社が東京圏・大阪圏にしかなかったため」(18.4% 昨年比1.4ポイント増)、2位が「採用された企業がとても気に入ったため」(14.3% 昨年比1.7ポイント減)、3位が「都会での生活が好きなため」(12.1% 昨年比0.1ポイント増)となりました。地方で就職しなかった理由の上位も大きな変動はなく、例年通りに「東京圏・大阪圏の仕事や生活等に魅力があった」という傾向が続いています。
図4:地方就職を決めた理由・地方就職をしなかった理由
また、地方で就職しなかった理由の自由記入欄では、「東京圏・大阪圏で経験を積みたい、いずれは地方を検討」(4.0%)が昨年から3.0ポイント増加しており、「地方だと企業数が少ないため」(0.5%)も見られています。いずれも、地方での自己成長や志望企業の見つけ方の難しさに、懸念を示す声だと言えるでしょう。
しかし実際には、自治体を通じてのみ出会える地元密着型の優良企業や、安定した経営基盤を持つ中小企業も数多く存在します。そこでLO活では、全国の自治体が運営している求人サービスや就職イベントの情報を掲載しています。自分では探しにくい地方企業の情報も、LO活なら効率的にチェックできます。
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今後の地方圏での就職意向
では、新卒で東京圏・大阪圏に就職を決めた方は、将来的に「地方就職」をどのように考えているのでしょうか。
新卒で東京圏へ就職を決めた方のうち41%(昨年比同率)が、将来的な地方圏での就職を考えている結果となりました。一方、大阪圏へ就職を決めた方の将来的な地方圏での就職検討率は30%(昨年比6ポイント減)と減少に転じています。
大阪圏での将来的な地方就職検討率の減少、すなわち、大阪圏に定着を希望する人が増加した要因として、大阪に本社を有する大手企業が、採用や拠点機能を強化している点も挙げられそうです。パナソニックは大阪・梅田にAI・クラウド開発拠点を新設し、2025年までにAI・クラウド人材など100人規模で増員すると発表しました。サントリーは昨年、大阪工場に55億円を投じ、さらに10億円を加えて新たな「スピリッツ・リキュール工房」を建設すると発表しています。Skyは2025年に、500人のキャリア採用を実施すると発表しています。このような大手企業の大阪での採用強化や、関西万博の成功体験などの影響から、「大阪圏から離れずに仕事を続けたい」という意識が醸成された可能性があるのかもしれません。
図5:今後の地方圏就職意向
地方就職に関しては、様々な自治体が助成金などの移住者支援を行っており、そのような支援が地方就職のきっかけとなっている場合もあります。
LO活では、地方就職による移住での奨学金返還免除をはじめ、全国の自治体で実施されている地方就活に関する支援情報も掲載しています。下記の「自治体別地方就活助成・支援制度」も、活用してみてください。
自治体別地方就活助成・支援制度はこちら
就職に役立った支援(地方就職者への設問)
続いては、地方就職に対して「どのような支援を活用したか」を確認してみましょう。
上位は例年通り変化はなく、1位が「民間のウェブサイト、イベント、個別相談」、2位が「学校内での地方就職関連のイベント、キャリアセンター、個別相談」、3位は「LO活の個別相談」と「地方での地方就職関連のイベント」が同数となっています。「LO活の個別相談」は、昨年6位から3ランクアップとなります。
あれば利用したかった支援内容も、例年同様に「交通費の補助」が最も多く、自由記述も昨年同様「地方企業情報の充実」、「先輩体験談、就活生同士の交流」、「選考対策の充実(対面・グループディスカッションなど)」、「オンライン(イベント・選考)の充実」などの回答が見られました。
図6:地方就活に役立った支援
図7:あれば利用したかった支援(地方就職者のみの回答)
地方就職関連のイベントは参加者のニーズが高いため、LO活では全国の道府県別の「セミナー・イベント情報」をサイト上に掲載しています。また、各分野で活躍するゲストを招いたLO活主催のセミナー・イベントも不定期で開催しています。
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さらに、あれば利用したかった支援「地方就活に対する自治体の交通費補助」については、下記に実施している自治体の情報が掲載されていますので、ぜひ活用してください。
自治体別地方就活助成・支援制度はこちら
内定先を知ったきっかけ
地方就職者は、どのように内定先の企業と出会ったのでしょうか。
東京圏・地方圏にかかわらず、「民間のサービス」をきっかけに企業を知るケースが最多となっています。しかし地方圏においては昨年比7ポイント減の33%、東京圏でも昨年比5ポイント減の39%となっています。一方増加に転じたのは、地方圏の「家族や知人」からの紹介(3ポイント増)、東京圏の「学校のキャリアセンター」(1ポイント増)となっています。また「地方自治体のウェブサイト、セミナー・イベントなど地方自治体が発信する情報」から内定先を知ったケースは、地方圏が昨年同率、東京圏が2ポイント増加となりました。
図8:内定先を知ったきっかけ
地方就職を考える際には、「地方企業を知るきっかけ」を増やしていくことが大切です。
自治体主催の就職イベントは、民間の就活サイト主催の就職イベントでは出会えないような企業に出会うことができます。さらに地方自治体の中には、東京圏・大阪圏に相談窓口を設置している場合もありますので、このようなサービスを活用して地方企業と出会うチャンスを増やしてください。
LO活では、自治体が行っているセミナー・イベントの情報を随時掲載しています。
地元開催だけでなく、東京圏・大阪圏で行っているセミナー・イベントも掲載していますので、ぜひご活用ください。
セミナー・イベント情報はこちら
ハローワークの利用状況
地方企業が採用で活用することが多い「ハローワーク」の利用状況を見てみましょう。
「ハローワークに行ったことはないが名前は知っている」が72%(昨年同率)、「実際にハローワークを活用した(行った、登録した)」は23%(昨年比1ポイント減)でした。
地方企業は、都市部の求人が集中する民間の有料求人媒体を利用せずに、管轄地域の求人が全国に無料で掲載できるハローワークを使うケースが多くなっています。そのため、ハローワークでは、民間の求人媒体と比べ、より多くの求人に出会うことができます。
また、「新卒応援ハローワーク」では新卒者や既卒3年以内の方を対象に、求人を探すだけでなく、書類添削や面接対策などの支援も行っていますので、活用してみてはいかがでしょうか。
図9:ハローワークの利用状況
ハローワークは全国ネットワークのため、日本国内のどこにいても希望地域の求人が確認でき、オンラインでの利用も可能です。
LO活では、「新卒応援ハローワーク」がどのような場所なのか、実際に体験レポートした記事を掲載しています。
新卒者や既卒3年以内の方向けの「新卒応援ハローワークに行ってみた!」はこちら
また、LO活のYouTube「LO活チャンネル」では、実際に新卒学生が「新卒応援ハローワーク」を利用した様子をレポートする「新卒なのにハローワーク? →利用してみたら就活が一気に進んだ!」を公開しています。
「利用してみたら就活が一気に進んだ!」はこちら
LO活へのご意見・ご要望
最後に、フリーコメントでいただいた「LO活へのご意見・ご要望」から、いくつかご紹介します。
・親身に相談に乗っていただき、背中を押してもらえた。
・タイプチェックをやって就職の指標になり、とてもよかった。
・就活に関して無知だった私をいろいろな情報に導いてもらえた。
・都内の大学で地方就職をしようとしても情報が入ってこないので、LO活の認知度が大学内で上がるといいなと思った。
地方就職では、求人手法が都市圏と異なるため、「知っていると活動の幅が広がる手法」がたくさんあります。早くから知っていれば、インターンなどでも活用の幅が広がります。また地方就職を専門としたサポートも充実しています。
LO活では、実際に卒業生が実感した「相談員さんがいてくれて本当に助かった」という声をまとめたコンテンツを掲載しています。LO活を活用して地方就職を成功させた卒業生と、担当された相談員それぞれのインタビュー集となっています。地方就活において、どのような点で相談員に助けられたのか、確認してみてください。
LO活卒業生が実感「相談員さんがいてくれて本当に助かった」実録まとめはこちら
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