イベントレポート

イベントレポート(vol.8)
LO活兄さんが、就活中の学生の皆さんにどうしても伝えたかったこと

~これで優勝!『納得就活』への道 “シュウカツカツコツ”(2024年6月開催)~

みなさんこんにちは。LO活兄さん(ローカツ ニイサン)です。普段はYouTubeの「LO活 地方就活チャンネル」で就職活動や、地方就活に役立つ情報を発信しています。

そんなLO活兄さんである私が、なぜこの記事を執筆しているのか。実は、6月22日に開催された、就活生向けセミナー「シュウカツカツコツ」に登壇し、「就活に勝つための5つのコツ」を伝授、そして心からの激励をお送りしました。

ありがたいことにイベント終了後のアンケートの満足度も非常に高く、やってよかった、と感じていますが、やはり限られた時間での登壇ですので、伝えられる内容には限界があります。

そこで、イベントでは伝えきれなかった内容をお伝えできればと思い、筆を取りました。また、イベントには参加できなかった方にとっても、この記事単体でも就活に役立つ考え方が学べるようにしています。

この記事を読んで、イベントに参加してみたかったと思った方。イベントにリアルタイム参加したけれど、もう一度見直したくなった方。「アーカイブ動画」で当日のイベントをご覧いただけますさらに、本記事とアーカイブを一緒にご覧いただくと、私が伝えたかったことが、より理解いただけると思います!

※動画では、5つのコツのうち「①就活は、RPGだ!」のみ切り抜いてお届けしています。

 

【伝えたかったこと①】「考えていないから行動しないほうが良い」は間違い!

【伝えたかったこと②】就活のコツに振り回されすぎるな!

【伝えたかったこと③】就活に疲れたら、休もう!

【伝えたかったこと④】短いインターンシップに多く参加するよりも、数は少なくても長いインターンシップに参加すべし!

LO活兄さんがもっと伝えたかったこと

まずは、イベントでお話しした内容に関連して、もう少し丁寧に補足したかったな、という内容を2つお伝えします!就活全般に関わる、考え方に関するお話です。

 

 

【伝えたかったこと①】「考えていないから行動しないほうが良い」は間違い!

今回のイベントでは、5つの「コツ」それぞれに関して、「考えること」と「行動すること」を紹介し、行動・思考の両方が大事だよ、という話をしました。

そういうお話をすると、就活生の方から「自己分析が足りていないので、インターンシップはまだ早いですかね……」「まだ企業のことが分かっていないので、まずは業界研究からしないといけないと思っていて……」など、十分に考えていないので次のアクションに移れない、といった相談を受けることがあります。

結論から言うと、「気にせず次のアクションに移りましょう!」ということになります。十分に考えられていないことを理由に、目の前の機会を見送ってしまうことの方がもったいないからです。

自己分析にしろ、業界研究にしろ、深めようと思えばどこまでも深めていけるものです。就活中に「完璧に自己分析をした」、「業界のことが完全に分かった」状態になることは無いと言ってもいいでしょう。まだまだ考える余地があるな、と思っていても、行動を起こしていくことが重要です。逆に行動をすることで、思考が整理され、次に考えるべきことが見えてくることもあります。

 

 

【伝えたかったこと②】就活のコツに振り回されすぎるな!

イベントでコツを伝授しておいてどういうことだ、と怒られそうですが、コツが無意味だということではありません。

有益な情報を得られたときに、その表面しか見ずに形だけ真似てしまったり、情報に必要以上に振り回されたりすると、デメリットの方が大きくなることがあります。イベントで紹介したコツだけではなく、アドバイス全般にも言えることですが、コツやアドバイスそのものよりも、「なぜそのコツ・アドバイスがあるのか」といったところにエッセンスが詰まっています。今回のイベントでも、「そのコツはなぜ重要なのか」をできるだけ丁寧に説明させてもらいました。

アドバイスやコツに対して、まずは「なぜそれが重要なのか」を考えてみる。それを習慣にするだけで、アドバイスやコツの効果が一層高まることでしょう。

Q&Aセッションで伝えたかったこと

続いて、Q&Aセッションでのやり取りから、LO活兄さんが回答した質問について、背景を補足することで理解が深まるだろうと思われる内容を紹介します。

 

 

【伝えたかったこと③】就活に疲れたら、休もう!

就活、疲れますよね。これまでの学生生活とは違った活動で、違った頭の使い方をするので、身体も心も疲れやすいと思います。

イベント内でも、「就活に疲れてしまったのですが、どうしたらいいですか」という質問に対して、「休むべし!」とお伝えしましたが、それは就活において「やる気」がとても大事な資源だと考えるからです。

燃料がないと自動車が動かないのと同じで、人間だって「やる気」がなければ何もできません。そして、疲れというのは、やる気を大きく削ぐ原因となります。

重要なのは、疲れたら休むこと以上に、自分のやる気を持続させるために、どうすればいいか?を考えて実行することです。「身体が疲れているから休もう」とか、「精神的に疲れているから愚痴を聞いてもらおう」とか、自分の人生にとって大事な就活で「やる気」を枯渇させないために、自分なりの方法を確立させましょう。それができると、就活の成功にぐっと近づくことができるだけでなく、就職してからも自分を助ける武器になるでしょう。

 

 

【伝えたかったこと④】短いインターンシップに多く参加するよりも、数は少なくても長いインターンシップに参加すべし!

イベント内で、「自分に合う仕事や一緒に働きたい人を考える上で、1日完結型のイベントと就業体験ができるインターンシップどちらがいいのか?」という質問をいただき、回答として「後者の就業体験ができるインターンシップの方がいい」とお伝えしました。

一方で、「どんな仕事」「誰と働くか」を考えるなら、多くの会社のイベントに参加した方が、出会う会社や人の数が多いからいいのでは?と考える方もいるかと思ったので、ここで補足したいと思います。

出会う会社や人の数は、イベントに数多く参加した方が多くなりますが、「どんな仕事」「誰と働くか」を考える上で重要なのは、どれだけ本当の仕事に近い経験ができるかです。

「どんな仕事?」「誰と働く?」と問われると、多くの人は選択肢に意識が向かいがちなのですが、選択肢より重要なのは、「正しい選択ができるか」です。そして、働いた経験が十分とは言えない就活生にとって、インターンシップは「正しい選択をするための自己理解と選択眼を養う機会」と言えます。その時に重要なのが、「どれだけ本当の仕事に近い経験ができるか」、いわば「経験のリアルさ」です。

長期の就業体験は、実際の仕事に近い形で「自分にとって働くことはどういうことか?」、「どんな仕事が自分に合っているか」、「どんな人と働きたいか」を何度も問い直す機会にあふれています。そして、そこで得た経験や自己理解は、他の会社を見たときや他のインターンシップに参加したときにも存分に活かされます。ですので、まずは就業体験ができるインターンシップに参加することをお勧めします!

最後に

皆さんが就活をする上で、最も大事にしてもらいたいことは「自分が納得できる就活をする」ことです。そして、全ての就活生が納得できる就活をすることは「可能である」と思っています。

イベントや本記事で、さまざまなアドバイスをお伝えしましたが、全てはこの「納得できる就活」につながっています。就活を進めていくと、判断に迷うこと、どうすればいいか分からなくなることがあるでしょう。そんな時に、「納得できる就活とはなんだろう?」と思い返してもらうことで、状況を打破するきっかけになればと思います。

ここまでお読みいただき、どんなイベントだったのか気になる方、イベントに参加したけれど改めて見直したくなった方は、ぜひ「アーカイブ動画」を視聴ください。

※動画では、5つのコツのうち「①就活は、RPGだ!」のみ切り抜いてお届けしています。