大分県 株式会社鳥繁産業
焼き菓子の中に入っている「たべられません」、ケーキを買った際に封入されてくる保冷剤などの鮮度保持剤(脱酸素剤、乾燥剤、保冷剤、アルコール揮散剤)の設計開発、製造、販売を通じて、お客さま(洋菓子、和菓子、食品のメーカー)のお菓子や食品のおいしさのお手伝いをしています。
社員インタビュー
宗 尚学(そう たかみち)氏 大分県出身
入社3年目 管理部総務課 所属
都内の大学を卒業後、大分県にUターン就職。県内の金融機関や医療機器メーカーに勤めた後、現在は鳥繁産業にて総務を担当している。
Q 大分県で働くことに決めたのはなぜですか?
東京で生活した大学時代は全寮制の野球部に所属したため、実家に帰ることも難しい状況でした。その4年間で地元の友人や家族の大切さを知り、大分で就職することを強く望むようになりました。
また、大分にいてもアンテナを張っていれば、情報は十分手に入ります。自分次第で東京と同様の情報が手に入るのであれば、地元での生活の方が気持ち的にゆとりを持てるので、やはり大分に帰りたいと考えました。
Q 2度目の転職で、御社への入社を決意した理由を教えてください。
前職も大分県内でしたが、生まれ育った津久見市に恩返しがしたいという思いが強まったため、市内企業への転職を考えました。津久見市には石灰岩でできた山があり、石灰を用いた産業が盛んです。
そんな地元産業の中でも当社に決めたのは、扱う商材に魅力を感じたからです。当社は石灰をお菓子に同封される「鮮度保持剤」に加工し、全国のお客様に提供しています。商材そのものに意外性や今後の可能性を感じ、面白いと思いました。
Q 現在のお仕事のやりがいは何ですか?
お菓子はクリスマスやバレンタインなど、季節やイベントに応じて需要量が大きく変動します。お客様の突発的なニーズに合わせた商品提供をし、「ありがとう」「助かりました」と言われた時は嬉しいです。
以前は、努力したことが自分の成果につながることに喜びを感じることが多かったのですが、現在はお客様のためになっている実感を得られることが、仕事の大きな原動力になっています。
Q これからの目標や夢を教えてください。
昨年9月には新工場が完成しました。これを機に、今まで以上に大分県津久見市発信で全国、そして世界に鳥繁産業の商材を広げ、「おいしさのお手伝い」を多くのお客様に提供していきたいです。
①事業内容: 鮮度保持剤(脱酸素剤、乾燥剤、保冷剤、アルコール揮散剤)設計開発、製造、販売
②設立年: 1992(平成4)年(創業:昭和40年)
③従業員: 76名
④平均年齢: 44歳
⑤本社所在地: 大分県津久見市上青江4180番地
⑥企業理念: 誠実、情熱、感謝、奉仕
⑦企業ホームページURL: http://www.torishige.co.jp