神奈川県 パレス化学株式会社
世界でも有数の水準を誇る日本の工業品。その工業品の製造を支えるものの一つに金属加工油剤があります。私たちパレス化学では、金属加工油剤を主力製品として、切削・研削加工、塑性加工、防錆、洗浄など、多様な金属加工工程に対して高品質な製品ラインナップを取り揃え、お客さまにお届けしています。また、半導体のような電子材料向けの特殊加工油剤も主力製品としており、一方では化学的なノウハウを活かして、切り花鮮度保持剤などのアグリケミカル製品も開発しています。
社員インタビュー
野上武史(のがみ たけし)氏 大阪府出身
入社10年目 技術部 所属
野上さんは大学入学時に神奈川県へ引っ越し、大学院も神奈川県内へ進学。研究室では微生物が生成する糖タンパク質の構造分析を行い、当時バイオ系の事業も行っていたパレス化学へ就職した。現在は、金属加工油剤の研究開発に邁進している。
Q 野上さんは特に東京で働きたいといったこだわりは無かったのですね。それは何故ですか?
研究職を希望していた私は、勤務地よりも職種内容を重視したからです。ものづくりに携わり、自分の手で直接開発ができるような企業選びを軸としました。
Q そんな就職活動の中で、大変だったことは何でしたか?
志望動機や自己PRのプレゼンが苦手で苦労しました。それで、客観的に自己分析をしたうえで動機や長所について説明することを心掛けましたね。
Q 苦難を乗り越えて入社した今の会社、どんなところに誇りを感じますか?
入社前は小規模なイメージがあったのですが、大企業との取引があるうえ、弊社の潤滑剤がキーポイントになって製品を製造されている場合もあります。一見目立たない金属加工油剤ですが、それが無ければ立ち行かない製品もあるというように、非常に重要な存在です。この分野で技術力を生かして、少数精鋭にて活動している点はとても誇らしいです。
Q 地方就職を考える就活生へアドバイスをお願いします。
10年後、20年後などの将来に、自分が「どこで、何の仕事を、どのような立場で、どのような目標でやっていたいか」を今のうちからイメージしておくことをお勧めします。このイメージを軸とすると、自分が就職する地方、職種、企業が自然と明確になり、就職する前でも後でもブレずに自分のやりたいことに邁進できると思います。例えば、会社では任されたことをこなしながら自分のやりたいこととの折り合いをつける必要が出てきます。そんな時にもブレずに進むには、自分の将来を明確にイメージすることが大切です。
①事業内容: 金属加工油・特殊潤滑油・特殊グリース・アグリケミカル製品(切花鮮度保持剤)等の研究開発、製造および販売
②設立年: 1965年6月
③従業員: 67名
④平均年齢: 41歳
⑤本社所在地: 〒236-0004 神奈川県横浜市金沢区福浦1-11-16
⑥企業理念: 優れた価値を提供し、社会に貢献する
⑦企業ホームページURL: http://www.palacechemical.co.jp/