お役立ち情報

イベントレポート

第4回 「九州・山口キャリアcafé@渋谷」イベントレポート

第4回 「九州・山口キャリアcafé@渋谷」イベントレポート

地域の魅力を発信するために、各自治体が工夫して開催している様々なイベント。その一部をご紹介します。今回は、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、山口県で構成する「九州・山口UIJターン若者就職促進協議会」主催で11月に開かれた、「九州・山口キャリアcafé@渋谷」の様子をレポートします。

九州・山口での暮らしや仕事に興味のある学生・社会人が集まるイベント

 

2016年夏に、東京圏の学生たちが、九州・山口各県の企業でインターンシップにチャレンジするプログラムが実施されました。今回レポートする「九州・山口キャリアcafé@渋谷」は、そのインターンシップに参加した学生の成果発表を目的に行われたイベントです。

 

会場は東京・渋谷。この日のプログラムは3部構成となっていました。第1部はインターンシップ参加者の成果発表。第2部は、九州・山口を代表する企業の若手社員によるパネルディスカッション「九州・山口ぶっちゃけトークライブ」。そして第3部は、本イベントに参加した方による交流会です。

 

ちなみに、このイベントは「九州・山口ふるさと若者就職促進事業」の一環で、2017年3月には、「九州・山口しごとフェスタ」と題された、九州・山口8県を代表する企業約120社が集まる就職イベントも開催されます。いずれも、九州・山口での就職を考える学生にとっては必見の、情報収集にはもってこいのイベントです。

ライターの感想
会場内には、各県のUIJターンにまつわる資料が置かれたコーナーが設置。自由に持ち帰れるとあって、休憩時間には多くの学生が手に取っていました。

インターンシップ参加者が、九州・山口の体験談を発表!

 

第1部のインターンシップ参加者による成果発表では、代表として3人の学生が登壇。それぞれが自作のパワーポイントを使い、インターンシップの内容やそこでの体験、得られたことなどを発表していきます。

 

夏のインターンシップに参加したのは72名。それぞれが5日間程度のプログラムを体験しました。

 

今回発表した3人のインターンシップは地域、企業も別々でしたが、会社のイベントで接客を体験したり、営業担当とクライアントを訪問して現場の声を聞いたり、会議に出席して意見を出したりと、全員がそれぞれの企業で普段はできないような経験を積めたようです。

 

システム会社のインターンシップに参加した学生は、実際に一からゲームのプログラムを組んで社員の前で発表したのだとか。「忘れられない経験になりました」と発表する様子が印象的でした。

 

発表の後半には、発表者の体験先企業の担当者からのメッセージも紹介されました。3人の発表を見るだけでも、いかに充実したプログラムが組まれていたかがよく伝わってきました。また、仕事の体験のみではなく、実際に生活してみて、九州・山口で働き、暮らしていくこともイメージできたようです。皆の共通は“食べ物がおいしい”こと。

 

なお、登壇した3人以外のレポートも、「九州・山口ふるさと若者就職促進事業」のホームページ「九州・山口キラリ☆ハッケン」上にアップされています。

http://www.kyushu-yamaguchi.jp/report/

 

ライターの感想
今回はインターンシップ参加者の中から代表として3人が発表。様々な仕事体験だけでなく、参加企業の社員たちと交流を深めることができた様子が、発表からも伝わってきました。

九州・山口で働く社員たちのホンネが聞けて、学生たちも大満足!

 

休憩をはさんで行われた第2部では、社会人の方々が登壇。九州を代表する、九州朝日放送、杉養蜂園、西日本シティ銀行という3つの企業の若手社員が、九州・山口で働くことをテーマに“ぶっちゃけトークライブ”を行いました。

 

テーマは「就職活動について」「東京と各地域での仕事の違い」「東京と九州・山口での生活の違い」「学生の皆さんにメッセージ」の4つ。

 

特に盛り上がったのが、東京と各地域の違いについての話。物価や食費、交通費といった出費についての話では、やや前のめりで聞く学生が多かったように感じました。また、社員の方々のプライベートの過ごし方についても、東京とは少し違った充実ぶりが伺えて、興味深かったです。

 

「就職活動について」の話の中では、「譲れない軸を持つことが大事で、それが九州・山口にあるのであれば、挑戦するといい」といったメッセージも。先輩たちのリアルな声は、学生たちの胸に刺さったようでした。

 

最後には質疑応答の時間も設けられました。あまりにも挙手が多かったため、全員が質問できないという事態に。それくらい盛り上がりを見せたパネルディスカッションでした。

ライターの感想
左から、西日本シティ銀行、杉養蜂園、九州朝日放送からのゲストスピーカーの方々。自身の就活の話も織り交ぜつつ日々の仕事のことを本音で語ってくれました。

内定者が話す就活体験談に、参加者たちは興味津々

 

第2部の最後には、就活を終えたばかりの内定者による就活体験談が聞けるコーナーが設けられました。

 

「私のIターン奮闘記」と題したスピーチでは、奄美地方の文化に魅力を感じたことがきっかけで鹿児島県で働きたいと考えた彼が、どうやって鹿児島の企業の就活を進めたのかが語られました。

 

実際に現地を訪れた回数や期間、どんな情報収集をしたのか、かかった金額、時間などが細かく説明されました。

 

九州・山口への就職を希望する学生にとっては、これからの就活の参考になるとあって、熱心にメモをとる学生の姿が印象的でした。

ライターの感想
今回のインターンシップに参加していない学生も多数参加。九州・山口の”生”の情報を得ようと、同じ学生の発表に熱心に耳を傾けていました。

参加者同士が思い思いに交流できる場も

 

第3部は、自由参加の交流会。4つのテーブルが設置され、オープンな雰囲気の中で気になる人と自由に交流ができました。各テーブルには、九州・山口各県一押しの名菓が用意され、話にも花が咲いたようです。

 

この日の登壇者たちも参加しており、積極的に話しかけて質問する人も多かったです。また、他の学生に話しかけて、就活にまつわる情報交換をするなど、交流を進める学生たちの姿も見られました。

ライターの感想
自由に移動できる立食形式だった交流会の様子。学生たちは気になる登壇者のところに足を運んで、各々に交流を深めていました。

(2016年12月22日掲載)

参加者の声

■私自身もインターンシップに参加しました。インターンシップを通じて、九州の方々と直接触れることができ、その温かさや熱さに感銘を受けたことで、働く場所としてかなり意識するようになりました。今日あらためて、他の学生や企業で働く方の話を聞いて、九州・山口地域のいいところをたくさん知ることができたので、来てよかったです。(神奈川大学・外国語学部・2年)

 

■大学のサークルやゼミが忙しくて、夏のインターンシップには全く参加できませんでした。そのため、少しでも実際に行った人の話が聞きたいと思って今日は参加しました。最も印象に残っているのは、社会人の方々による「地方のメリットとデメリット」の話。特に情報格差が思ったよりないことを聞いて、暮らしやすさを基準に決めてもいいのかなと思いました。もっと業界研究をして、本当に九州・山口で働きたいのか、もう少し整理しようと思いました。(実践女子大学・人間社会学部・3年)

 

■元々福岡の出身なので、地元に帰るというのも将来の選択肢に入っています。今日いろいろな話を聞いて一番印象的だったのは、「地方で働くということは、その土地で暮らすということだ」ということです。これまで考えていなかった「暮らす」という視点からも、地元について考えるいいきっかけになりました。(首都大学東京大学院・都市環境科学研究科・3年)

主催者の声

主催者の声

福岡県 福祉労働部 労働局

労働政策課 就業支援係

参事補佐兼係長

徳本裕子さん

 

「地方創生のために、各県で一体となって東京に攻めていこう!」ということで、立ち上がったのが「九州・山口UIJターン若者就職促進協議会」です。夏のインターンシップから始まって、2017年3月に開催する「九州・山口しごとフェスタ」(九州・山口地域の企業が集まる合同会社説明会)が活動の大きな柱となります。ただ、せっかくインターンシップを行ったのだから、もっと盛り上げたいと考えて、今回のイベントを企画しました。

 

インターンシップの参加者からは「自分の視野を広げたくて参加したが、頭で考えるよりも飛び込んだ方が情報も得られるし、自分の中での納得感が全然違った」といった感想をいただいています。そうした学生の方々の体験を広く拡散することと、学生の皆さんに九州・山口地域で「働く」「暮らす」ことについての気付きを得てもらいたかったので、インターンシップそのものも、今日の発表会も、やってよかったなと思っています。

 

今回、インターンシップの受け入れ企業を募集する際に、企業からは「興味はあるが5日間どうしたらいいのか、受け入れ経験があまりないので不安」などといった声がありました。そんな中でも、「学生のためになれば」と手を挙げてくださった企業の方々もたくさんいらっしゃいました。しかも皆さまかなり充実したプログラムを用意してくださっていたので、本当に感謝しています。中には、「新鮮な目で自社を見てくれて、刺激になるし社員教育にもなる」と言ってくださる企業もありました。インターンシップに参加した学生さんにとっても、貴重な経験になったのではないでしょうか。

 

私自身が福岡で働くことを決めたのは、結婚して子どもを産んだ後も仕事を続けたいと考えていて、それが実現できるのは東京ではなく福岡だと思ったからです。実際、東京で働く友人のほとんどは、出産を機に仕事を辞めざるを得なかったと聞いています。今実際に「仕事」「家族との時間」「自分の時間」の3つが実現できているので、選んでよかったなと感じています。

 

「九州・山口しごとフェスタ」では、九州・山口8県の企業が約120社も参画していただける予定です。これだけの数の企業が、真剣に東京圏で暮らして勉強している学生と会いたいと思っているわけですから、九州・山口に少しでも興味を持っている方は、ぜひ参加して企業に触れてほしいですね。

 

◆「九州・山口UIJターン若者就職促進協議会」からのお知らせ

「九州・山口しごとフェスタ~合同会社説明会~」出展企業決定!

【日時】:平成29年3月14日(火)13:00~19:00

【会場】:サンシャインシティ(東京都豊島区東池袋)

 

主な出展企業:

【福岡県】九州朝日放送、九州電力、西部ガス、西日本鉄道、福岡銀行
【佐賀県】竹下製菓、戸上電機製作所、名村造船所、久光製薬、宮島醤油
【長崎県】ANAテレマート、親和銀行、長崎マツダ、ニュー長崎ビルディング(ホテルニュー長崎)、PAL構造
【熊本県】あつまるホールディングス、キューネット、熊本銀行、SYSKEN、ナカヤマ精密
【大分県】オーイーシー、大分キヤノン、大分銀行、デンケン、日本ヒューマンメディク
【宮崎県】アラタナ、植松商事、MJC、清本鐵工、宮崎銀行
【鹿児島県】アルバック九州、インフラテック、JA鹿児島県連(中央会・信連・経済連・厚生連)、南薩食鳥、プロゴワス
【山口県】宇部興産、大晃機械工業、長州産業、丸久、山口フィナンシャルグループ(山口銀行・もみじ銀行・北九州銀行)
ほか、多数出展!

 

イベント詳細情報は下記でご確認ください。

http://www.kyushu-yamaguchi.jp/event2/detail/

 

 

 

新着お知らせメール登録