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LO活部長 佐藤裕のお悩み相談室

第5回 地方企業の企業研究・選び方って? 第5回 地方企業の企業研究・選び方って?

第5回 地方企業の企業研究・選び方って?

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LO活部長 佐藤裕
パーソルキャリア株式会社 リクルーティングディレクター

2002年に新卒で外資系人材ビジネス関連企業に入社し転職支援サービスに従事。
2007年、株式会社インテリジェンス入社。採用業務に従事した後、転職支援サービスにてゼネラルマネジャーとして、様々な企業の採用に携わる。
現在は自社の採用活動に従事するほか、講義・講演や面談を通じて年間2万人以上の学生に会い、キャリアや就職活動について、メッセージを発信している。
関西学院大学 客員講師や株式会社ベネッセi-キャリアの特任研究員も務める。

学生プロフィール

今回のゲストは明治大学3年生の熊谷さん。

熊谷 実結(くまがい みゆ)

明治大学商学部・商学科3年生。

宮城県出身。幼少期からダンスやクラシックバレエを習っており、高校時代は「東北楽天ゴールデンイーグルス」の公式チアリーダーとして活動する。現在はダンスサークルに所属し、2年時には大会で優勝を経験。両親からの勧めもあり、地元・仙台に戻るか東京で就職するかで迷い続けている。現在はいくつかのワンデーインターンシップに参加し、積極的に情報収集をしている。

企業がアピールする情報だけを鵜呑みにするのではなく、さまざまな角度から情報収集する

 

佐藤

熊谷さんは3年生ということですね。まずは今の就職活動の状況を教えてください。

 

熊谷

周りの友達は結構就活を頑張っている子が多いので、それに影響される感じで興味を持った企業のインターンシップに参加し始めたところです。ただ、両親からは地元に戻って働くことを勧められていて、どこで働くのがよいか、ちょっと迷っています。企業選びは、とりあえず、まず業界を決めたいと思っているのですが、なかなか絞り込めなくて……。

 

佐藤

なるほど。周りの状況を見て少し焦っているのですね。焦るあまり、まず業界や業種をどうするか早く決めなくては、と思ってしまう気持ちはわかります。ただ、できれば、まずは「社会について知ること」をもっと意識した方ががよいですね。一つ聞きますが、例えば東京オリンピックが開催される2020年には、熊谷さんは社会人何年目になっているのかな?

 

熊谷

えーと……、卒業するのが2017年だから……、社会人4年目?だと思います。

 

佐藤

少し時間がかかりましたね。できれば、そこはすぐに答えてほしいところです。というのも、2020年は東京だけでなく日本中が相当盛り上がると思うので、その時にどこにいてどんなふうになっていたいかを想像しておくことは非常に大事なんです。

これは一つの例ですが、そうやって未来の出来事を考えるときに、その時に自分がどこで何をしているのか想像する癖をつけたり、なぜそうしているのか、過去の経験を振り返ってみて自分なりに理由を言語化しておくことは大切です。そのような癖をつけることが、自分がどのような仕事に興味があるのか考える際にも役に立ちますよ。

 

熊谷

まず社会を知ることが、自分の将来を考えるために必要だとはあまり考えていませんでした。意識してやってみたいと思います。

 企業を選ぶ際に何か工夫できることはありますか? 企業研究が大事だと言われるけれど、何から手をつければいいのかわからなくて。

 

佐藤

やはり、まずはインターンシップに参加したり、企業説明会に足を運ぶことですよね。直接会って話すことはとても大事です。

 

熊谷

これまでいくつか企業のインターンシップに参加しましたが、どの会社もたいてい魅力的に見え、どの会社に対しても「ここで働くのもよさそうだなあ」と思ってしまうことが多いんです。

 

佐藤

どの会社も魅力的に見えるというのはいいことですね。ただ、インターンシップや企業説明会のアピール情報が全てだと思ってしまうのはよくないですね。できれば、人事やリクルーター以外の社員にも会って話を聞いてみるとよいですよ。そうすると、より色々な角度から情報を得ることができますから。

地方特有のマーケットを知るためにも、1社を決めて情報を深く堀ることが大切

 

熊谷

東京か地元かで迷っている部分もあるのですが、地方ならではの企業研究の仕方はありますか?

 

佐藤

そうですね。逆にこちらから聞きたいのは、熊谷さんは地元にどんな会社があるのか、どれくらいイメージできていますか?

 

熊谷

仙台に本社がある企業や、知名度が高い企業なら何となくは知っています。その程度で、まだあまり積極的に情報収集はできていません。

 

佐藤

だとしたら、まずは地元の企業についての知識レベルを上げることから始めましょう。

 

熊谷

それは具体的にどうすればいいんでしょうか?

 

佐藤

自分の興味のある企業や業界のことは、自然と情報が入ってくるものです。だからこそ、興味がない業界や全く知らない企業について調べることを意識してみましょう。そうやって、さまざまな業界や企業を知る努力をしてみるのがいいと思いますよ。

 

熊谷

視野を広げるということですね。

 

佐藤

その通り。そのためにやってみてほしいのが、まず1社を決めて、その企業の顧客が誰なのか、また、取引先や関連会社がどこなのか調べてみることです。そこで出てきた会社をさらに調べて……、と進めていくと、知らなかった業界でも広く見渡せるようになりますよ。調べる場合はもちろんインターネットだけでなく、インターンシップやセミナー・イベントに参加したりして、直接見聞きしたリアルな情報と組み合わせれば、多くのことを知る機会につながります。

 

熊谷

なるほど。知らないからこそ、それをやる必要があるということですね。

 

佐藤

それぞれの地域ならではのマーケットにおける企業間の関係性の深さがあったり、マーケットの強みや特色が見えてくることもあるんです。その結果、「有名ではないけれど実はとても優良な企業」の発見にもつながることがありますよ。ぜひやってみてください。

 

熊谷

わかりました!

 

佐藤

頑張って。忘れないでほしいのが、情報収集の後に絞り込んでいく際は、自分自身のライフデザインに合わせて考えていくことです。将来どうありたいかを具体的に考えて、そこから逆算していくことで、これから必要になる知識や経験、理想の環境が見えてくるでしょう。すると、自ずとどこで働きたいのか、どこで生きていきたいのかという答えが見えてくるかもしれません。

 

熊谷

やることは結構たくさんありそうですね(笑)。さっそく取りかかってみようと思います!

 

(掲載日:2016年2月1日)

LO活部長 佐藤裕からのアドバイス!

情報があふれているからこそ、大事なのは情報の「質」です。人事やリクルーターの話だけではなく、別の部署の社員と会って話してみることでさまざまな角度から情報収集することが大切です。そういった情報の質を意識しながら企業研究や業界研究を進めてみると、思わぬ魅力に気づけることもあるのです。また、それぞれの地域によってマーケットの特徴も異なりますので、ぜひ調べてみてくださいね。
思い込みや知識の偏りは、入社後に大きなギャップを引き起こす原因にもなります。時間や手間を惜しまず、知らないことこそきちんと調べることが大事です。そうやって知識の幅を広げていくことが、自分の可能性を広げることにつながりますよ。

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